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指を痛める前の対処法(指ケア)

クライミング活動を続けていくと、指や手に疲労が溜まります。私もこれまで何度か指を痛めて困ることがありました。

よく考えると、足の膝などは屈伸して準備運動しますが、指の準備運動をしてる人はあまり見たことがないですし、私も痛めたときぐらいしか指を気にすることはありませんでした。

クライミングでは指を使う頻度が多いですし、実際に痛めたり疲労感を感じるのであればなおさらちゃんとケアしなければと感じるようになってきました。

この記事では、私が実際に行って効果が高かったケアの方法について紹介していきます。

ライター:諦めない男 つるぎ

アイシング

これまで効果を感じてやっていることの1つにアイシングがあります。下の写真のように2Lのペットボトルを手首まで十分に入る長さを残してカットしたものを使っています。

これの良いところは、ちょうど手が1本入る大きさなので、必要最小限の水と氷を用意すれば十分アイシングができるところです。

長時間は冷たすぎて出来ないので、右手・左手と交互に突っ込んで自分の感覚的な限界まで冷やし、逆の手は休める、その繰り返しを5回ぐらい行えば十分効果を感じられます。

この容器に水と氷を適量(私の場合半分ぐらいまで)入れて、あとはタオル1枚あれば手軽にアイシングが出来ます。

合掌ストレッチ

手軽にできる指のストレッチに、合掌ストレッチがあります。(下の写真参照)これはどこでも隙間時間に出来るので習慣にしやすいです。以前、クライミングジムで森秋彩選手に指のケアは何をしているのかと聞くと、よくこれをしてると言っていました。超強度の登りをたくさんしている森選手ですが、指は変形などもなくとても綺麗だったので、説得力はかなりありました。

野口啓代流 7種目の指ケア

オリンピック銅メダリストの野口啓代さんの指ケアがYOUTUBEで紹介されていたので、やってみると、めちゃくちゃ効果ありました。ご本人から、選手生活20年、指の故障が1度もなしとのことで、暇をみつけてはこのケアをやっていたとの話があり、もうこれ以上ない説得力です。(下記の動画参照)

ただ、工程数が多いので覚えるのに時間がかかりました。文字にしてイメージで覚えた方が覚えやすかったので、下記にざっくりした内容をまとめておきます。

  1. 手首を持って前後にゆする
  2. 水かきをぐりぐりする
  3. 手のひらの指の骨を1本1本バラバラにするようにほぐす
  4. 指を反らす 第3関節→第2関節→第1関節→全体
  5. 指をひっぱって回す(爪部分をもってひっぱりながら時計・半時計回し)
  6. 指をさする (逆の手の指でわっかを作ってさする)
  7. の位置をひっぱりながら上下にゆする

 

ハンドマッサージャー

下のハンドマッサージャーは、指を挟んでコロコロするだけなので、テレビなどを見ながら出来るお手軽アイテムです。

指に問題がなければ気持ちよく使えますが、疲れがたまっていたり、痛めている場合は、すこし痛みを感じますので、いち早く悪化した状態に気付くことができます

また、野口流の指ケアの6工程目は、乾燥状態でないと突っかかってしまってやりにくいのですが、これであれば濡れていても出来るので、家でマッサージする時はこれを使うことが多いです。

現時点ではこんなところに集約されました。また、新たに良い方法やアイテムが見つかったら更新していきます。

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