リードクライミングをしていると、ヌンチャク(クイックドロー)のカラビナがロープやハンガーに擦れて少しづつ削れていていきます。私の場合、1~1.5年に1回ぐらいのペースで交換していました。
私の通うホームウォールでは下からトップまで13本のヌンチャクを使うので、カラビナを全て交換するとなると、結構な金額になるので、安く抑える方法はないかと考えていました。
数年前にエーデルリッドからロープやハンガーが擦れる箇所にステンレス使ったカラビナが発売されたのを知りました。最初の印象は高すぎる・・でした。 通常のカラビナの2倍以上の値段だったので、クリップしやすくて、出来るだけ安いカラビナを探していた当時の自分には選択肢に入る商品ではありませんでした。
当施設の常連で半年に1回はカラビナを交換しているクライマーの方が使っていたので、1年半後、その経過状態を見せてもらうとまだまだ使える様子だったので、通常のカラビナより少なく見積もっても、3倍以上長持ちする事がわかったので、私も購入して使いだしました。
その後、3年半が経ちました。ロープやハンガーが擦れる箇所の状態は、少し擦り減った程度でまだまだ使えそうな感じです。高いですが長くリードクライミングを続けるのであれば、コスパ最強のカラビナだと思います。
すべて交換するのは金額的にキツイ場合は、一番擦り減る、最下部で使うヌンチャクだけでもこれに変えておくことをおすすめします。
メリット
- 一般的なカラビナの3倍以上は長持ちする
- 適度な重さがあるのでクリップが安定する
未だにこのカラビナが擦り減って使用できないレベルになったという話は聞いたことがありませんので、どこまで長持ちしてくれるのか期待の目で見守っていきたいと思います。
デメリット
- 重いこと
- 初期費用が通常の
デメリットは重いことです。通常のカラビナと比較すると1.5倍以上は重いです。ですので、アプローチの長い外岩などへもっていくのには向かないかもしれません。
私のようにアプローチが短い場所をメインで活動されている方にはおすすめ出来るカラビナです。
コメント