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登る能力を活かせる仕事 ~クライマー転職情報~

転職することが当たり前の現代を生きる中で、自分が興味を持てる仕事を探すアンテナは常に張っているつもりですが、これだ!と感じるものはなかなかありません。

先日、ネット上で「登るを仕事に出来る?」というバナーをクリックしたところ、送電線を張ったり、鉄塔を建て替えることを仕事にしている会社の求人募集特設ページに飛びました。

珍しくフリークライマーを狙い撃ちした求人内容で、クライミングを仕事に活かしつつ、クライミング活動を支援するとの内容だったので、少し調べてみました。

この記事では、クライマーの情熱を応援する企業(HP記載を引用)平野電業株式会社の求人内容についてネットの情報で調べた結果のまとめを書いていきます。

ライター:諦めない男 つるぎ

 

調べた結果 まとめ

送電線を張ったり、鉄塔を建て替える現場作業員をラインマンと呼ぶそうで、平野電業では毎年3名程度採用枠があるようです。

私の場合、平野電業への転職を検討するとした時に、一番引っ掛かるのは富山県に移住しないといけないことですが、社員寮を完備(家賃、光熱費は会社が全額負担)しいているとの事なので、住のコストがかからないのは助かります。

また、評判や社風については、ネットの少ない情報のみですが、悪い内容は見られませんでした。

以下の記事は、私が要点をまとめた内容になっています。

平野産業株式会社の公式求人ページで確認したい場合は、下記バナーからどうぞ

 

給与

平野電業特設HPより抜粋

新卒 月給:232,000円(賞与 年3回)
中途 月給:278,000円~417,600円(賞与 年3回)※前職の経験、能力により応相談

ネット上から抜粋したラインマンの全国平均給与情報など

  • 厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、2021年の送電線工事従事者の平均年収は577万円 →(内訳)基本給が年約400万円、賞与が年約170万円程度、経験や技術、勤務地、職種などによって年収は大きく異なり、高収入を得られる可能性も十分あり
  • 経験豊富なベテランラインマンであれば、年収1000万円を超える

 

休日や福利厚生

平野電業特設HPより抜粋

週休制(会社カレンダー)

長期休暇: 夏季休暇、年末年始
福利厚生:雇用保険/労災保険/厚生年金/健康保険/交通費支給あり/資格取得支援・手当てあり/寮・社宅・住宅手当あり/U・Iターン支援あり

 

ラインマンの年間休日数(他社情報)

平野電業の特設HPには明記されていなかったので、ラインマンの休日数の相場を知るために、3社ほど休日数を調べてみました。95日、110日、115日となっていました。

 

仕事内容

(平野電業特設HPより抜粋)

発電所と変電所をつなぐ超高圧(275kV以上)、特別高圧(66kV~154kV)の架空送電線路の建設工事を行います。架線工事(鉄塔間の高圧電線を張る工事)、鉄塔の組立工事(レッカー、台棒などにより鉄塔を組み立てる工事)、鉄塔の基礎工事(重機を使った掘削、鉄筋コンクリート工事)、その他付帯工事として、仮設工事、樹木の伐採工事、点検工事などがあります。

 

怪我や事故のデータ

高所作業ということで、怪我や死亡事故の状況を調べてみました。ちなみに、全国にラインマンは約10,000人いるそうです。感想としては思ったより低いと感じました。

  • 送電線建設技術研究会の調査によると、2020年のラインマンの死亡災害件数は6件(0.06%)で、過去20年間で最も多い件数となりました。2021年は3件(0.03%)、2022年は2件(0.02%)
  • ラインマンの死亡・災害件数は、近年減少傾向にある

 

クライミング活動に対する3つのサポート内容

平野電業特設ページより抜粋

最新クライミング施設のボルダリング&リードクライミングウォールを無料で利用

「JOCジュニアオリンピックカップ」の会場である「桜ヶ池クライミングセンター」と、北信越最大級のボルダリングジム「レトラス」を管理している富山県の企業です。社員はいつでも、上記2施設を無料で自由に利用できます

クライミングを優先できる、ハイシーズンの長期休暇制度

クライミングに時間を割くために休暇を取ることは、通常の職場ではなかなか理解が得られません。しかし、平野電業なら、クライミングを優先した仕事の環境を叶えることが可能。
例えば、大会出場時の有給休暇取得はもちろん、クライマーにとってハイシーズンにあたる冬季の長期休暇にも柔軟に対応できます。そうした環境を整えているのは、クライミングで培った能力を仕事にも生かされることが、私たちの願いでもあるからです。

フリークライマーの能力を活かして、自分のセカンドキャリアもクリエイト

登ることを仕事とする高所作業を安全かつ現役で取り組める職場環境を整えています。また、見習い研修期間から3年で一人前に、10年で作業班長を目指すセカンドキャリア制度によって、やりがいのある役職と収入を叶えることも可能です。クライマーとしてのセカンドキャリアをこの機会に考えてみませんか?

 

私の雑感

仕事内容を読んでいる限りでは、登るのが好きだし、これまで磨いてきた登る技術が活きそうなので、自分にも合ってるのではないかと感じました。社宅や住宅手当があることや、福利厚生も問題なさそうで、給料額も生活できるレベルだと思いますので、その辺も大丈夫なのかな?という印象。

どの業界も人手不足の状況で、今後更に厳しくなっていくでしょうし、この仕事が無くなること、全てロボットなどに置き換えるられるものでもないと思うので、将来的にも必要とされる仕事なんだろうとも思います。

怪我や死亡事故なども思ったより少ない印象ですし、クライミングをしてきた自分ならリスクコントロールも出来そうな気がします。あとは年間の実際の休日日数がどれぐらいなのかが気になるところです。

クライマーサポートの内容については、「桜ヶ池クライミングセンター」には行ったことがないので、イベント以外の普段使いの時がどんな状態かわからないのでなんとも言えませんが、北信越最大級のボルダリングジム「レトラス」も使い放題ということであればかなり良い待遇だと感じました。

こんな時代ですし、このような仕事があるということを知れたことで、選択肢を1つ得られたと感じました。募集要項に年齢制限も無いようですし、更なる成長が期待できるこの環境に期待を寄せて、いつの日か門を叩く日が来るかもしれません。

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